審査が甘いクレジットカード紹介とクレジットカード審査落ちの原因と対策
「クレジットカードの審査が不安…」という方は多いのではないでしょうか。確かにクレジットカードを発行する際は、必ず入会審査が行われます。
そこで今回はクレジットカードの審査に通るコツや、審査が甘いクレジットカードをご紹介していきます。消費者金融系・流通系カードなど審査難易度が甘いと言われるクレジットカードもあるので、審査が不安が方でも諦める必要はありませんよ。
この記事でご紹介するクレジットカードは次の3枚です。
- ライフカード
- 三菱UFJカード VIASOカード
- dカード
詳しくご紹介します。
目次
審査が甘いクレジットカードはこの3枚!
審査が甘いクレジットカードを、3枚に厳選してご紹介していきます。アルバイト・パート・主婦の方なども審査に通過しているカードばかりなので、審査に不安がある方も、ぜひ申込みにチャレンジしてみてください。
ライフカードは消費者金融系なので審査が甘い
カードは親会社が消費者金融のアイフルなので、カード審査が甘い傾向にあります。アルバイト・パートの方など、審査に不安がある方にぴったりのクレジットカードですよ。「初めてクレジットカードを作る」という方にもおすすめです。
年会費がずっと無料なのも、このカードの特徴です。年会費無料のカードは顧客獲得を目的としていることが多く、より審査に通りやすいでしょう。最大10,000円分がキャッシュバックされる、新規入会特典も用意されています。
ポイントプログラムが充実しているのも、嬉しい点です。初年度はポイント1.5倍、誕生日月はポイント3倍になるなど、ポイントが貯まりやすいでしょう。
また1年間の利用金額に応じて、ポイントが最大2倍になるステージプログラムも行っています。しかも「L-Mall」経由で楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで買い物すると、ポイント還元率が最大25倍に。
審査が甘いカードを探している方だけでなく、ポイントを効率的に貯めたい方にも向いているクレジットカードです。
年会費 | 無料(家族カードも無料) |
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ポイント還元率 | 1.0~2.0%(最大25倍) |
申込対象年齢 | 18歳以上(高校生以上) |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB |
付帯サービス(一例) |
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付帯保険 | 盗難・紛失を60日間補償 |
三菱UFJカード VIASOカードは審査が緩い
三菱UFJカード VIASOカードは新規顧客の獲得に力を入れており、審査の間口が広いのが特徴です。年会費が無料なのはもちろん、新規入会で最大10,000円のキャッシュバックがあるので、1枚作っておいても損はありません。
また貯まったポイントが自動でキャッシュバックされるのでポイントの有効期限切れの心配がなく、面倒な還元手続きもありません。
携帯電話・インターネット・ETCの利用でポイントが2倍になる点も、このカードの魅力でしょう。利用料金の引き落とし先に設定しておくだけで、いつのまにかポイントが貯まっていきます。さらに「POINT名人.com」経由で買い物することによりポイントが最大12.5%になり、よりポイントが貯まりやすくなりますよ。
最短翌営業日に発行されるので、なるべく早くクレジットカードを手に入れたい方にもぴったりです。
年会費 | 無料(家族会員も無料) |
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ポイント還元率 | 0.5~1.0%(最大12.5%) |
申込対象年齢 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上の学生 |
国際ブランド | Mastercard |
付帯サービス(一例) |
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付帯保険 |
ショッピング:年間最高100万円 国内旅行:- 海外旅行:最高2,000万円 |
参考:VIASOカード|クレジットカードなら三菱UFJニコス
dカードは流通系で審査に通りやすい
dカードは流通系カードなので、審査に通りやすいのが特徴です。初めてクレジットカードを作る方・収入が
少ない方などは、まずはdカードに申込んでみてはいかがでしょうか。
いつでもポイント1%もらえるのも、このカードの魅力です。しかもマツモトキヨシ・JALなどdカード特約店で使うと、さらに特約店ポイントが追加されます。
またdポイント加盟店にて、ポイント還元キャンペーンなどが行われていることも。Amazon・楽天市場などでは最大10.5%のポイントがもらえますよ。
年会費永年無料・電子マネー「iD」搭載など、日々の買い物でも使いやすいです。審査に通りやすいカードを探している方だけでなく、ポイントをたくさん貯めたい方にもおすすめのクレジットカードです。
年会費 | 永年無料 |
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ポイント還元率 | 1.0%(最大10.5倍) |
申込対象年齢 | 満18歳以上(高校生を除く) |
国際ブランド | VISA・Mastercard |
付帯サービス(一例) |
|
付帯保険 |
ショッピング:年間最高100万円 国内旅行:最高1,000万円 海外旅行:最高2,000円 |
審査なしでクレジットカードは作れる?
審査なしではクレジットカードを作れません。利用料金をきちんと返済してくれるか、カード会社が利用者をチェックする必要があるからです。
利用者がカード加盟店でクレジットカードを使うと、カード会社が加盟店に肩代わりする形で支払を行います。加盟店側は、カードで買い物をしてもらうと売り上げアップが期待できるメリットがあります。
しかし万が一、利用者が期日までにカードの利用料金を支払わない事態が起きると、利用者・カード会社・加盟店の3者で成り立っている信用サービスが成り立たなくなってしまうでしょう。
よって返済能力があると判断された申込者のみ、クレジットカードが発行されるようになっているのです。
クレジットカードの審査内容を徹底解説
ここではクレジットカードの審査内容について徹底解説していきます。特に初めてクレジットカードを作る方は、一度目を通しておくことをおすすめします。
クレジットカードの審査基準は2つ
クレジットカードの審査では「信用情報」「属性情報」の2つが重視されます。
信用情報
過去のクレジットカードやローンなどの利用履歴・契約などに関する内容を「信用情報」と言います。申込者の他社からの借入状況や、支払い状況などがカード審査に大きな影響を与えます。
信用情報機関※に登録されている、申込者の過去数年間の信用情報をカード会社はチェックできます。(信用情報に人種・犯罪歴などは含まれません)ちなみにクレジットカードの過去の利用履歴をクレヒス(クレジットヒストリー)と呼ぶこともあります。
※信用情報機関…各金融機関から送られてくる個人情報・滞納履歴・申込み状況などを収集して、各金融機関に提供している機関。保存されている情報は多くの場合5年間は記録され、融資の際などの参考にされる
属性情報
住所・職業・年収・家族構成などの属性情報も、カード審査では重視されます。カード会社によって審査基準は異なりますが「年収が高い」「安定した収入がある」という方は審査に通りやすいでしょう。
もちろんアルバイト・パートなど年収が低い方でも、審査に通るカードはあります。
審査が行われるタイミングは?
クレジットカードの審査が行われるのは、申込みをした後です。審査には1週間ほどかかることが多いですが、カードの種類によっては数分で審査が完了することもあります。
クレジットカード審査の必要書類
クレジットカードの審査では次の書類が必要になるので、申込み前に準備しておくと安心です。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 年収証明書類(必要があれば)
- 銀行印(必要があれば)
本人確認書類には、現住所が記載された書類が必要すから、本人確認書類として住民票を利用する場合は、発行より半年以内のものを使うようにしましょう。
年収証明書は、必ず提出を求められるわけではありません。他の貸金業者からの借入合計額が100万円を超える場合などに提出を求められます。年収証明書としては、源泉徴収票・確定申告書・所得証明書・納税通知書・年金証書などが使えます。(いづれも金額の記載があり、直近のもの)
また店頭・郵送による申込みでは銀行印が必要になることもあるので、用意しておくと安心です。
クレジットカードのランクにより審査難易度が異なる
クレジットカードのランクによって審査難易度が異なる、ということも留意しておきましょう。
クレジットカードには「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」の4種類が一般的です。一般カードが最も審査難易度が低く、次いでゴールドカードです。
プラチナカード・ブラックカードはサービスが充実していて利用可能額も多い分だけ、審査難易度も特に高いです。初めてクレジットカードを作る方は、まずは一般カードに申込み、少しずつ良いクレヒスを積み上げていくようにすると、徐々にゴールドカード以上のランクの高いカードを作れるようになるでしょう。
クレジットカードの審査基準は非公開
クレジットカードの審査基準は非公開になっているので、明確な基準を知ることは難しいでしょう。カード会社によっても審査基準は異なり、「絶対審査に通る方法」というものは存在しません。
ただし一般的には、次のような理由で審査落ちになることが多いです。
- 年収が少ない
- 収入が安定していない
- 過去の信用情報に問題がある
- 申請内容に虚偽がある
これらの審査基準に引っかからないように、申込み前に返済能力・信用情報などの問題を解決しておくことをおすすめします。ただし審査難易度が低いクレジットカードもあったりするので、審査に自身がない方でも「クレジットカードを作れた」という方は多いです。
また上記以外にも「代わりに返済してくれる家族はいるか(家族構成)」「持ち家があるか(資産・社会的信用はあるか)」といったこともチェックされます。
ちなみに滞納歴がなくても、他社からの借入金額が多い場合・複数社から借入れをしている場合は審査難易度が高くなる傾向にあるので注意しましょう。
クレジットカードは更新時も注意が必要
クレジットカードは更新時にも審査がある、ということも覚えておきましょう。
クレジットカードには有効期限があります。有効期限が近くなると新たなカードに更新されますが、次のような場合は更新ができない可能性があるので注意しましょう。
- 信用情報に傷が付いている
クレジットカードを作れた後でも滞納をしないよう、計画的な利用を心がけることが大切です。
クレジットカードの審査にかかる期間は?
クレジットカードの審査にどのくらいの期間がかかるかは、カードの種類・カード会社によって異なります。最短5分程度で審査が完了するカードもありますが、1~2週間かかる場合も。
即日でスマホにカード番号が表示され、その日のうちに使える「即日発行」のカードは審査が早い傾向があります。また一般カードよりも、ゴールドカード・プラチナカードなど高ステータスになるほど審査に時間がかかる、ということも覚えておきましょう。
審査結果の通知方法は?
クレジットカードの審査結果はメールで送られてくるのが一般的です。またカード会社によっては、書類で合否が分かるケースもあります。
ウェブサイトで審査状況が分かるカード会社もありますよ。
審査に通りやすいクレジットカードはある
「審査が不安…」という方は、審査に通りやすいクレジットカードに申込むのがおすすめです。次のようなカードは審査難易度が低い傾向にあるでしょう。
- 年会費無料のカード
- 学生向けカード
- 18歳以上(高校生を除く)で申込めるカード
年会費無料のカードは利用者の増加を目的としていることが多く、審査に通りやすいです。学生向けカード・18歳以上で申込めるカードも、同じ理由で審査に通りやすいでしょう。
ちなみに学生向けカードは保護者の収入・保護者の信用が考慮されるので、申込者本人に収入がなくても審査に通るケースがありますよ。
クレジットカードの審査落ちの原因
クレジットカードの審査落ちは、さまざまな原因で起こります。次のような問題を解決しない状態だと、何度も審査落ちするケースがあるので要注意です。
収入がない・安定していない
収入がない・安定していない方は厳しく審査されます。また収入が多くても、安定していないと審査落ちするケースがあるので注意しましょう。
ただし収入証明書を提出するとOKの場合もあるので、収入が安定していないからといって諦める必要はありません。ちなみに社会人の場合は、年収が100万円以上だと審査に通りやすくなると言われています。
信用情報に問題がある
信用情報に問題があると、審査に通るのは難しいでしょう。クレジット・ローンの未払いがあったり、過去に3か月以上の支払遅延があったりすると審査落ちの原因になります。
具体的には次のようなことがあると、カード審査に通りにくくなるでしょう。
- 3か月以上のカードの支払滞納
- 債務整理(個人再生・自己破産など)
- ショッピング枠の現金化
一方、これまで未払いなどがなくスムーズにクレジットカードを使ってきた方の場合は、より審査に通りやすくなる傾向がありますよ。
多重申込みをしている
短期間に複数のクレジットカードに申込んでいる場合も、審査落ちの原因になります。「入会キャンペーン目当てではないか」「お金に困っているのではないか」と思われがちです。
申込み状況は、半年間は信用情報機関に保存されます。
万が一審査落ちした場合、次回の申込みは半年経ってから行うようにすることをおすすめします。
高額なキャッシング枠を設定している
高額なキャッシング枠も注意が必要です。貸金業法の「総量規制」により、ローン・キャッシングの借入合計額が「年収の3分の1」を超えると、審査に通らなくなります。(銀行ローンなどは除く)
キャッシング枠を0円にすると、審査に通りやすくなるでしょう。(後からキャッシング枠を設定することは可能)
大口のローンを組んでいる
住宅ローン・自動車ローンといった大口のローンを組んでいる場合も、審査が厳しくなるケースがあります。もちろん大口のローンを組んでいても審査に通るクレジットカードはあるので、まずは申込んでみないことには始まりません。
ちなみに住宅ローン・自動車ローン・学費ローンなどは法律上「除外貸付」に該当し、前述した総量規制に引っかかりません。年収の3分の1以上の住宅ローンなどを組んでいても、キャッシングを利用することは可能です。
申込条件を満たしていない
そもそも申込条件を満たしておらず、審査落ちするケースがあります。「20歳以上」「安定した収入」など、それぞれのクレジットカードには異なる申込条件があります。
他のクレジットカードの審査に通っても必ず今回も審査に通るとは限りませんので事前に条件は確認しておくとよいでしょう。
独立後3年未満である
起業などで独立して3年未満だと、カード審査に通りにくくなります。独立直後は収入が少ない・安定していない方が多く、仕事の実績が少ないことが審査落ちしやすい理由に挙げられます。
独立後すぐでも作りやすい個人事業向けビジネスカードもありますのが、これから独立する予定のある方は、独立前にクレジットカードを作っておくことをおすすめします。
クレジットカード審査通過率を高めるポイントは?
「審査に不安がある」「どうしてもクレジットカードを作りたい」という方は、次のポイントを押さえておくと審査通過率を高めることができるでしょう。
ランクが低いカードに申込む
ランクが低い一般カードに申込むと審査に通りやすいです。ワンランク上のゴールドカードや、さらにランクの高いプラチナカード・ブラックカードへの申込みは避けたほうが良いかも知れません。
ちなみに初めてクレジットカードを作る方も、厳しく審査される傾向にあります。これは過去の利用履歴がないため、信用できる人なのかどうかを判断するのが難しくなるためです。
初めてクレジットカードを作る方も、ランクが低いカードに申込むことをおすすめします。
学生専用カードに申込む
学生の方は、学生専用カードだと審査に通りやすいです。保護者の信用情報に問題がなければ、学生の方は無収入でクレジットカードを作れる場合もあります。
また最近では専業主婦・非正規雇用の方でも作れる、審査の甘いクレジットカードも増えてきています。「安定した収入」が申込みの必須条件ではなくなってきているので、過去に滞納・債務整理などがなければ審査に通るケースも多いでしょう。
系列(発行元)で選ぶ
消費者金融系・流通系など、クレジットカードの系列で選ぶのも良いでしょう。系列によって審査難易度が異なります。
最も審査が甘いと言われているのが消費者金融系、次いで流通系のカードです。消費者金融系カードは、ライフカード・アコムなど消費者金融系の会社が発行しています。流通系は、スーパー・コンビニなどの小売店が発行しているのが特徴です。
ただし消費者金融系のカードは付帯サービスが限られているため、付帯サービスも重視するなら流通系のカードを検討してみましょう。流通系カードの発行が難しいようであれば、消費者金融系カードを選びましょう。
ちなみにアメックスなど外資系のカードは「現在の収入」を審査で重視しているため、収入が少ない・不安定な方は避けたほうが良さそうです。
キャッシング枠を0円にする
キャッシング枠を0円にすると審査に通りやすくなります。
複数社からのローン・キャッシングの借入合計額は、前述したように貸金業法により「年収の3分の1まで」と定められています。特に収入が少ないアルバイト・パートの方は注意が必要です。
年収の3分の1近くまで借りていなくても、できる限り借入合計額が少ないと審査に通りやすくなるでしょう。「どうしてもキャッシング枠を利用したい」という方は、審査に通ってからでもキャッシング枠を設定することが可能です。
複数社への申込みを避ける
複数社への申込みは、「お金に困っているのでは」とカード会社に思われるのでNGです。
申込み状況は、半年間は信用情報機関に保存されます。クレジットカードを複数枚欲しい場合は、半年以上空けてから次のカードに申込みましょう。
入力ミスに気を付ける
申込時の入力ミスで審査落ちする方は多いです。生年月日・勤務先などの情報を正確に入力するのはもちろん、他社からの借入状況なども正確に入力することを心がけましょう。
残債を減らしておく
他社からの借入合計額を減らしておくことも大切です。また残債が少ない借入先がある場合は、完済してから新たなクレジットカードに申込むと、より審査に通りやすくなるでしょう。
キャンペーン中のクレジットカードを選ぶ
申込みキャンペーンを行っているクレジットカードは、審査が緩くなるケースがあります。これは申込者を増やすことを目的としているからです。
信用情報に問題がない場合は、キャンペーン中のクレジットカードも狙い目です。
固定電話の番号を記入する
固定電話がある場合は、申込時に固定電話の番号も記入しましょう。固定電話は携帯電話よりも番号が変わることが少ないので、信用度がアップします。
固定電話・携帯電話番号の両方を記入するとベストですよ。
家族カードを発行する
専業主婦など、申込者本人にほとんど収入がない場合は家族カードの発行も検討してみましょう。
家族カードは本会員の家族のみが作れるクレジットカードで、本会員の追加カードとして発行できます。本会員以外の申込者の信用情報で発行が左右されません。
ただし家族カードの利用で貯まるポイントは本会員のポイントとしてカウントされる、ということには留意しておきましょう。
クレジットカードの申込みの流れ
ここではクレジットカードの申込みの流れについて解説していきます。「初めてクレジットカードを作る」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.カード選び
まずは自分好みのカードを見つけることが大切です。年会費無料・ポイント高還元率といった基準で選ぶのも良いですが、付帯サービスが利用目的に合っているかも確認しましょう。
サービスが充実していても、普段使わないサービスばかりでは意味がありませんからね。基本的には審査難易度が低めの一般カードを選び、利用実績を積んでからゴールドカード・プラチナカードなどにランクアップしていくと良いでしょう。
2.申込書類の準備
前述したように、身分証明書・年収証明書といった申込書類の準備が必要です。(年収証明書・銀行印は必要がない場合もあり)申込み前に準備しておくと、スムーズに手続きが行えます。
また身分証明書の住所と現住所が異なる場合は、公共料金の領収書など現住所を証明できる書類も用意しましょう。ちなみに20歳未満の場合は、保護者の同意書が必要になる場合もあります。
3.申込み
実際に申込みを行います。申込方法は「WEB申込み」「郵送による申込み」「店頭申込み」といった3種類が一般的ですが、WEB申込みが最も簡単・スピーディに申込みを行なえるので、おすすめです。
申込みの際は年収・職業などの属性情報を正確に記入することが大切です。申請内容が虚偽だと疑われないように、正しい情報を記入しましょう。
また一緒にキャッシングの申込みも可能ですが、審査に不安のある方はキャッシング枠を0円にしておくと審査に通りやすくなります。
4.審査(在籍確認)
申込内容をもとに、カード会社が審査を行います。年収・勤続年数などを数値化する「スコアリング」により審査が行われます。
審査では在籍確認が行われるケースも多いです。職場に個人名で電話がかかってきて、申込者が本当に会社で働いているのか・収入に虚偽がないか、といったことが調べられます。
派遣社員の場合、プライバシー保護のために在籍確認ができないケースも見受けられるので、自分が電話に出られる時間帯を指定しておくと安心でしょう。
5.審査結果の通知
申込み方法に関わらず、審査結果の通知はメールで送られてくることがほとんどです。
通常は審査に数日~1週間ほどを要しますが、近年では即日発行できるカードも増えてきています。その日のうちに審査結果が分かり、スマホでカード番号を表示させてすぐに使えるカードもありますよ。
5.発行
審査に通過するとクレジットカードが発行されます。多くの場合、郵送でクレジットカードが送られてきます。
カードに書かれた名前に問題がなければ、カードの裏に署名をして利用開始です。
よくある質問(Q&A)
最後に、クレジットカードでよくある質問についてQ&A形式で回答していきます。クレジットカードについて疑問をお持ちの方は、気になる質問をチェックしてみてください。
- 審査に落ちたらどうなる?
- ブラックリストでも作れるクレジットカードはある?
- 個人事業主でもクレジットカードを作れる?
- どうしても審査に通らない時はどうする?
- 審査落ちの原因を知ることはできる?
- クレジットカードを受け取る場所は?
- 審査の甘さ以外に注目するポイントは?
- 外国人でもクレジットカードを作れる?
審査に落ちたらどうなる?
審査に落ちた場合・受かった場合は同様に、信用情報機関に申込み履歴が保存されます。といってもペナルティが課せられる、といったことはありません。
次回の申込みは、申込み履歴が消える半年後まで待ってから行いましょう。
ブラックリストでも作れるクレジットカードはある?
過去に金融事故を起こしたことがある状態を「ブラックリストに載る」と表現します。ブラックリストの状態で作れるクレジットカードは、基本的にはありません。
一度ブラックリストに載ると、最低5年は新たなクレジット・ローンの審査に通りにくくなるので要注意です。
個人事業主でもクレジットカードを作れる?
個人事業主でもクレジットカードを作れますが、収入が安定しているサラリーマンよりも審査難易度は高くなります。ただし個人事業向けカードに申込む・限度額を控えめに設定する、といった工夫をすると審査に通りやすくなるでしょう。
どうしても審査に通らない時はどうする?
どうしても審査に通らない場合は、デビットカード・スマホ決済の利用を検討してみましょう。
デビットカードは利用と同時に、銀行口座から利用金額が引き落とされるのが特徴です。スマホ決済は事前にチャージした金額分のみ利用できます。
どちらもクレジットカードと同じようにお店で使えて、申込時の審査がありません。
審査落ちの原因を知ることはできる?
審査落ちの原因を知ることはできません。カード会社に尋ねても教えてもらえないので注意しましょう。
ただし個人の信用情報を確認する方法はあります。信用情報機関である「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」「JICC(株式会社日本信用情報機構)」「KSC(全国銀行個人信用情報センター)」のいづれかに情報開示を申請すると、登録されている信用情報を確認できますよ。(手数料は1,000円かかる)
クレジットカードを受け取る場所は?
基本的には、申込時に記入した住所にカードが送られてきます。受取時には本人の立ち合いが必要なので留意しておきましょう。
またカードによっては店頭受取ができたり、自動契約機で受け取れたりする場合があります。
審査の甘さ以外に注目するポイントは?
クレジットカードは審査の甘さ以外に「ポイント還元率の高さ」も考慮すると良いでしょう。ポイント還元率が高いと、日頃の買い物でどんどんポイントが貯まってお得ですよ。
外国人でもクレジットカードを作れる?
中長期滞在者・永住者であればクレジットカードの申込みはできますが、審査難易度は高くなります。これは完済する前に契約者が母国にかえってしまった場合、返済してもらえなくなるリスクが高くなるからです。
日本へ来ている留学生の場合は、学生専用カードなら審査に通りやすい傾向がありますよ。
審査対策をしてからクレジットカードに申込もう
クレジットカードの申込時には必ず審査が行われます。「キャッシング枠を0円にする」「滞納を解消しておく」といった対策をとり、好みのクレジットカードを手に入れてみてください。
また「審査に何度も落ちている」という方は、審査に落ちる原因をしっかりと考え、改善してから再度申込むと良いでしょう。審査の甘いクレジットカードは多いので、ぜひ諦めずに申込みにチャレンジしてみてください。